フランス研修を終えて
石光 梓
昨年行われたプロスペール・モンタニェのコンクールの副賞としてフ2月7日から28日までフランスへ研修と旅行へ行かせていただきました。
初日は、フランスのパリの街を観光しました。古い建物が多く町全体がとてもオシャレな街並みでした。
二日目は、プロスペール・モンタニェの世界大会の審査会場を見学させていただきました。フランスの三ツ星のシェフ達が審査員となり6名の選手の審査を行っていました。日本人の方も出場していて、普段見る事の出来ない審査会場を見学させていただけてとても緊張感と活気があり良い勉強になりました。
三日目から二つ星レストランでの研修が始まりました。このレストランは、ブティック街が栄えてるオペラ地区の中央にあり高級感がありとてもオシャレなレストランという第一印象を受けました。席数は60〜70席位でスタッフの数は、サービスが18名キッチンが20名くらいでした。日本のレストランと比べるとスタッフの数がとても多く感じました。一緒に働いて感じたことは、すべての料理にトリュフがふんだんに使われており本場フランスならではだと感じました。一皿一皿とてもボリュームがあり、日本の調味料や食材などが隠し味として使われていました。一日の主な流れは、朝9時ごろに出勤し、ランチの準備。11時半にまかないを食べて12時からお店オープン。2時半にランチが終わって中抜をして自宅で休憩。17時半にレストランに戻り、ディナーの準備。18時半にまかないを食べて19時過ぎからお店オープン。23時ごろから掃除、帰宅。
この二週間でフランス料理の魅力をたくさん知ることが出来ました。フランス人の芸術性やアイデアなど日本人にはない発想力がとても素敵だと改めて感じました。そして、日本人の繊細さや几帳面なところなども改めて日本人特有のものなのだろうと感じました。シェフからのお言葉で「フランス人の芸術性と日本人の繊細さが合わさった時今よりももっと素敵な料理が出来るだろう」と言う言葉を頂きました。
今回の研修で経験したことを今の仕事に取り入れ今までよりも更に良い料理をお客様に提供出来る様努めたいと思います。
このようなすばらしい経験をさせていただけたプロスペール・モンタニェ日本支部の方々、そして関係者の方々には心より感謝しています。
ありがとうございました。 |